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COLUMN 不動産売却コラム

2024/01/10(水)

実家の処分方法を知りたい?準備やポイントもあわせて紹介します!

実家の処分に直面する場合、さまざまな選択肢が頭をよぎりますよね。
売却、寄付、空き家バンク登録、解体、無償譲渡など、多くの方法がありますが、どれが最適かを判断するのは容易ではありません。

特に、実家には多くの思い出や感情が詰まっており、ただの物件処分とは異なる心情が働く場合も少なくありません。

今回は、実家を処分するための方法を探りながら、処分前に準備することや揉めないためのポイントをご紹介します。

実家を処分する5つの方法

□実家を処分する5つの方法

実家を処分する際には、複数の方法がありますが、最も現実的で一般的なのは売却です。
売却以外の方法には、それぞれ独自の課題があり、実現可能性が低いことが多いのです。
ここでは、売却も含めた5つの方法をご紹介します。

1:自治体に寄付する

自治体への寄付は、一見理想的に思えますが、実際には自治体が受け入れるケースは少なく、所有者に金銭的なメリットもほとんどありません。
自治体が不動産を受け入れると、固定資産税の徴収ができなくなるため、寄付を受け入れることは稀です。

2:空き家バンクに登録する

空き家バンクに登録することで買主を探す方法もありますが、自治体が運営しているため、不動産の専門知識が十分でなく、積極的な売却活動やサポートは期待できません。
そのため、空き家バンクを利用しても、スムーズな売買契約に至る可能性は低いのです。

3:解体する

解体は、高額な費用がかかることと、解体後の土地の固定資産税が増額するリスクがあります。
特に、解体後の土地が高額で売れない場合、費用を回収できずに損失を被る可能性がありますよ。

4:無償譲渡する

無償譲渡は、物件を無料で他人に譲る方法ですが、譲り受ける側にもリフォームや登記費用などの負担が発生するため、貰い手を見つけるのは困難です。
また、実家を無償で手放すことは、金銭的にもったいない選択となることが多いです。

5:売却する

実家の処分方法としては、売却が最も現実的です。
売却方法には仲介と買取の二つがあり、特に買取は実家を手放す方法として適しています。
売却を行う際には、仲介会社を通じて一般の買主を募る方法と、不動産買取会社に直接買い取ってもらう方法があります。

もし仲介と買取で迷う場合、現金化までのスピードが早い点や確実な現金化が見込める点から、買取をすることをおすすめいたします。

□処分する前に準備することって?

実家を売却する前に、いくつかの重要な準備が必要です。
これらの準備は、スムーズでトラブルの少ない売却に不可欠です。

1:名義変更

相続した実家を売却する際、名義変更は避けて通れません。
名義変更を行うと、売却プロセスがスムーズに進行し、買主にとっても安心感が増します。
名義変更には、登録免許税や司法書士手数料がかかりますが、これらは売却の成功に向けた重要な投資と考えるべきでしょう。

2:遺品整理

遺品整理は、実家の売却前に必須の作業です。
不要な遺品は廃棄処分し、実家を空の状態で売りに出すことが望ましいです。
遺品整理は適切に行わないと、買主との間でトラブルの原因となることもあります。
遺品整理会社の利用も一つの方法ですが、その際の費用も考慮する必要がありますよ。

3:仏壇の対応

実家に仏壇がある場合は、その引越しや処分が必要です。
仏壇の移動には「魂抜き・魂入れ」という法要が伴うこともあるため、事前に菩提寺に相談することが重要です。

また、仏壇が大きくて新しい住まいに収まらない場合は、小型の仏壇への置き換えや廃棄も検討する必要があります。

4:境界の確認

土地の売却に際しては、境界を明示する義務があります。
境界が未確定の場合、測量を行って確定することが求められるのです。
特に、隣地所有者との間でトラブルがある場合は、境界の確認がより重要になります。
不動産売却時には、境界が確定しているかどうかを必ず確認してください。

5:税金対策

実家を売却する際には、取得費や譲渡費用を考慮した税金対策が必要です。
特に、購入当時の売買契約書が残っている場合、取得費を計算し、節税効果を狙えますよ。
相続空き家の3,000万円特別控除をはじめとした特例を利用することで、税金を大幅に軽減できる可能性があります。

□実家の処分で揉めないためのポイント

実家の処分は感情的な問題や遺産分割の複雑さから、しばしば家族間での揉め事の原因となります。
これを避けるためには、以下のポイントを押さえることが大切です。

*遺産分割調停の活用

遺産分割で意見が分かれた場合は、家庭裁判所の調停を利用することが有効です。
調停を利用することで、第三者の介入により客観的な話し合いが可能となり、解決がスムーズになります。

調停でも解決が困難な場合は、遺産分割審判に進むこともありますが、調停での解決を目指すべきでしょう。

*共有名義の扱い

共有名義の場合、全員の同意がなければ売却ができません。
事前に共有名義者全員と話し合い、売却後の手残り金額や責任分担を明確にしておくことが重要です。
この透明性が、後のトラブルを避ける鍵となります。

*感情的な問題への対応

実家には多くの思い出が詰まっており、処分を悲しむ家族もいるでしょう。
実家の思い出を大切にするために、写真に残したり、思い出の品を選んで保管したりするなどの配慮が必要です。
感情的な問題に対しては、家族一人ひとりの気持ちを尊重することが大切です。

*専門家への相談

実家の処分に関する法的な知識や手続きに不安がある場合は、弁護士や税理士、司法書士などの専門家に相談することをおすすめします。
専門家の介入により、複雑な法的問題や家族間のトラブルを避けることが可能です。
特に、相続に関する問題は専門家のサポートが非常に有効です。

実家の処分で揉めないためのポイント

□まとめ

実家を処分する際には、さまざまな方法が考えられますが、最も現実的で一般的なのは売却です。
売却の前には、名義変更や遺品整理、税金対策などの重要な準備が必要です。

また、家族間での揉め事を避けるためには、遺産分割調停の活用や共有名義の明確な取り扱い、感情的な問題への配慮、専門家への相談が効果的です。
これらのポイントをしっかり押さえ、実家の処分をスムーズかつ円滑に進めるための準備を整えましょう。

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