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COLUMN 不動産売却コラム

2020/08/01(土)

共有名義の家の売却とは?専門業者がご説明します!

共有名義の家を売却するときはどうすれば良いのだろうとお悩みの方はいませんか。
実は、共有名義の家を売却するときは事前に決めておいた方がよいことや、必要な書類があります。
今回は、共有名義の家を売却するときに決めておくべきこと、必要な書類について解説します。

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□共有名義とは何か

まずは、共有名義についての基礎知識を解説します。
共有名義であるということは、土地や建物などの所有権を複数の人で分割して共有している状態です。
不動産が共有名義となるケースとしては、住宅を相続したときに親族と共有名義にする、新築を建てるときに夫婦で共有名義にすることなどが挙げられます。
皆さんも何か事情があって共有名義を選択したのではないでしょうか。

反対に、1つの不動産の所有権を全て1人が持っている状態を単独名義と呼びます。
共有名義の家を売却するときは、単独名義のときとは違って、名義を持っている全員が同意する必要があります。
名義人の誰かひとりでも反対すれば売却はできません。
そのため、共有名義を持つ人が多ければ多いほど、売却をする際に手続きが増えたり、注意点が多くなったりします。

□共有名義の家を売るときに事前に決めるべきこととは

共有名義の家は、全員が売却に同意したとしても、その後の手続きや交渉の時にトラブルが起こる可能性があります。
しかし、事前にいくつか条件を決めておくことで、スムーズに売却を進められるでしょう。
ここでは、共有名義の家を売るときに決めるべきことを3つ紹介します。

1つ目は、最低売却価格を決めておくことです。
共有名義の家を売却するときに、もっともトラブルになりやすいのは価格です。
事前に、共有者全員で「売却を決める最低価格」を決めておきましょう。
そうするとで、売却額に関して全員から同意が得やすくなります。

また、交渉をするときは購入を希望する人から値引きを提案されることが多いです。
その度に、共有者全員で売ってもいいかを話し合うことはとても面倒に感じられるでしょう。
事前に判断する最低ラインを決めておくことで、何度も話し合う必要がなくなります。

また、全員で同じ判断軸を持つことで、「あのとき売っておくべきだった。」「もう少し待ってもっと高く売るべきだった。」などと後で論争になることも少ないでしょう。

2つ目は、窓口担当を決めておくことです。
不動産の売却を行うときは、司法書士や不動産関係者、購入希望者など様々な人が関係してきます。
このとき、誰か1人が代表して対応しないと、相手にとっては誰に連絡をすれば良いかわからず、手続きがスムーズに進みません。
窓口対応を決めておき、対外への対応は全てその人に任せるようにしましょう。

窓口担当の代表者には、他の共有者からの委任状を作成することが多いです。
委任状には、できるだけ条件を細かく記載して、トラブルを防ぎましょう。

また、窓口担当の人ばかりに仕事が集中することが多いので、手続きが全て済んだら他の人は窓口担当の人を労(ねぎら)いましょう。
食事会を開いたり、ちょっとしたプレゼントを送ったりするのがおすすめです。
また、後で何かお礼をすることを約束することで、窓口担当の人のやる気が向上したり、精神的負担が和らいだりするでしょう。

3つ目は、費用配分割合を決めておくことです。
不動産を売却するときは、仲介手数料、測量費、印紙代や税金などさまざまな経費が発生します。
誰かひとりが全て負担するのではなく、割合を決めて分担して負担することでトラブルが防げます。

このとき、負担する割合は持分割合の多さ、つまり、売却額の取り分の割合に対応するのが良いでしょう。
売却額を多くもらう人が、経費も多く負担するので、合理的ですね。
経費は窓口担当の人が立て替える場合が多いですが、費用配分割合を決めることで窓口担当の人も後で費用を請求しやすくなります。

□共有名義の家を売るときに必要な書類について

共有名義の家を売るときには、登記済権利書(または登記識別情報)、土地測量図、境界確認書などが必要です。
さらに、売買が成立したときや、決済を行うときには共有者全員が実印と印鑑証明を用意し、直筆で契約書にサインする必要があります。

また、窓口担当者への委任状も必要です。
委任状にも実印、印鑑証明が必要ですが、さらに住民票の写しと運転免許証などの本人確認書類のコピーが必要な場合もあるでしょう。

これらの書類を全て用意し、手続き上の問題がなくなった時点で、不動産の共有者全員が売却に同意しているかどうかを再確認します。
このように、共有名義の家を売るときはたくさんの書類を集めたり、不動産の共有者全員の同意を何度も確認したりと、とても慎重に手続きが進められます。

また買取か仲介で迷われている方は、買取をおすすめします。
買取は業者が買い取ってくれるので心強いでしょう。

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□まとめ

共有名義の家を売却するときに決めておくべきこと、必要な書類について解説しました。
相見積もりサイトは複数の業者が対応するので対応が悪いことがあります。
当社は創業25年の浜松の不動産会社で、ホームページではネットで簡単にできる3秒査定を行っているので活用してみてください。

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