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COLUMN 不動産売却コラム

2023/11/10(金)

亡くなった親の家を売る方必見!かかる税金としておくべきことをご紹介!

亡くなった親の家を売る。
この行為は単なる物件の売買以上の重みを持っています。
心の中には不安や疑問が渦を巻き、手続き1つ1つが重く感じられるでしょう。
この記事では、そんな方々に向けて、亡くなった親の家を売る際の注意点や手続きなどを解説します。

亡くなった親の家を売る方法って?

□亡くなった親の家を売る方法って?

1.遺産分割協議の重要性

遺産分割協議は、亡くなった親の財産をどのように分けるかを決定する初めてのステップです。
遺言書が存在しない場合、相続人全員での話し合いが必須となります。
この段階での合意が、後の手続きをスムーズに進める礎となります。

2.分割方法の選択

不動産は現金と違い、物理的に分割することはできません。
そのため、現物分割、代償分割、換価分割、共有分割といった方法が考慮されます。
各方法にはそれぞれのメリットとデメリットがあり、状況に応じて選ぶべきです。

3.相続登記(名義変更)の手続き

財産分割が決まったら、次に進めるべきは相続登記です。
この手続きは法務局で行い、必要な書類には亡くなった親の戸籍謄本や相続人全員の住民票などがあります。
専門家に依頼することも一考に値します。

4.売却活動の開始と準備

売却活動は不動産会社が主導しますが、売り手側としても準備が必要です。
例えば、家の掃除や遺品整理など、内覧時に良い印象を与えるための工夫が求められます。

このように、亡くなった親の家を売る過程は多くのステップに分かれています。
しかし、1つ1つを丁寧に進めていくことで、心の負担も少しは軽くなるでしょう。

□家を売る際に発生する税金をご紹介!

1.譲渡所得税の理解と計算

物件売却に際しては、譲渡所得税が発生します。
この税金は、売却価格と購入価格(または評価額)との差額に対して課されるものです。
計算方法や税率は複雑であり、専門家のアドバイスを求めることが多いです。

2.住み替えによる税制優遇

一定の条件を満たす場合、住み替えによって譲渡所得税の特例が適用されることがあります。
この特例を活用することで、税金負担を大幅に軽減することが可能です。

3.固定資産税と都市計画税

売却前には、固定資産税や都市計画税の支払い状況を確認しておくことが重要です。
未納があると、売却手続きが滞る可能性があります。

4.相続税対策

物件が相続の対象となる場合、相続税が発生します。
この税金は非常に高額になることが多く、事前の対策が必要です。
例えば、贈与による事前の資産移動や、遺言による財産の分配などが考えられます。

5.税務署への届け出と確定申告

売却が完了した後は、税務署への届け出が必要です。
また、翌年の確定申告においても、売却に関する記載が必要となります。
これらの手続きは煩雑であり、専門家の協力を得ることが推奨されます。

6.資産の再投資と税金対策

売却によって得た資金の再投資も、税金対策の1つです。
例えば、不労所得を得られる金融商品に投資することで、将来的な税負担を軽減することができます。

□家を売却する前にしておくべきことってなにがある?

家の売却前には、売却のための準備や注意点が存在します。
これを知らずに売却活動を始めると売却が難しくなったり、トラブルが生じたりします。

1.物件の状態を確認する

売却前に物件の状態をしっかりと確認することは、後の価格設定や交渉に大いに影響します。
特に、修繕が必要な箇所や設備の老朽化は、買い手が気にするポイントとなるでしょう。
必要ならば、専門家による診断も検討する価値があります。

2.法的な制約と課題を把握する

物件の売却には多くの法的な制約が伴います。
例えば、土地の用途地域や建築基準法、さらには近隣とのトラブルなど、事前に把握しておくべき事項は多いです。
これらをクリアにしておくことで、スムーズな売却が可能となります。

3.買い手のニーズを理解する

物件の特性や立地条件によって、ターゲットとなる買い手の層は異なります。
例えば、都心部の一戸建てであれば、ビジネスマンや若い夫婦が対象になるかもしれません。
このような買い手のニーズを理解し、それに合わせて物件をアピールする戦略が重要です。

4.情報の整理と整備

物件に関する各種書類や証明書、過去の修繕履歴などを整理しておくことは、買い手に対する信頼を高めるために不可欠です。
また、これらの情報が整っていると、売却プロセスも迅速に進行するでしょう。

5.心構えとメンタルの準備

物件売却は精神的にも負担が大きい場合があります。
特に、親の家という感情的な価値も含まれる場合、冷静な判断が求められます。
そのため、心の準備も同時に行うことが大切です。

家を売却する前にしておくべきことってなにがある?

□まとめ

亡くなった親の家を売る行為は、単なる物件売却以上の深い意味と重みを持ちます。
この過程は、遺産分割協議から始まり、分割方法の選択、相続登記、そして売却活動に至るまで、多くの手続きと心の準備が必要です。
税金対策も欠かせない要素であり、譲渡所得税や相続税、固定資産税など、多角的な視点での対策が求められます。
また、売却前の物件状態の確認や法的制約の把握、買い手のニーズ理解など、細かな準備と配慮が不可欠です。このような複雑なプロセスを1つ1つ丁寧に進めることで、心の負担を軽減し、スムーズな売却を実現することができます。

浜松市周辺で、不動産の売却をお考えの方はぜひ当社にご相談ください。

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