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COLUMN 不動産売却コラム

2021/01/08(金)

共有名義のマンションの売却を検討している方へ!売却のポイントを紹介します!

「共有名義のマンションを売却したいけれど、どこに気をつければ良いのかわからない」
このような悩んでいる方はいませんか。
通常のマンション売却とは異なるため、注意することも変わります。
今回は、売却方法と売却時のポイントと注意点について紹介します。

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□売却方法について

共有名義のマンションの売却方法は大きく分けて4つあります。

1つ目は、共有者全員の合意を得てから売却する方法です。
この方法では誰か1人でも反対する人がいた場合、売却できません。
全員の合意が得られた場合は、通常の不動産売買と同じ流れで進みます。
そのため、相場以上の値段で売れる可能性があるでしょう。

共有者との交渉や説得が苦手だったり、不安があったりする方は、共有名義不動産に詳しい弁護士との相談をおすすめします。
利権関係に詳しい方を通して行うと、後々トラブルにつながる可能性が減るでしょう。

2つ目は、持分を全て買い取って売却する方法です。
1つ目の方法を利用すると売却までに多くの時間と労力がかかりますが、持分を買い取る場合は楽に短時間で終わります。
売却期限が決まっている場合や最低売却価格が決まっている方はこの方法を選ぶと良いでしょう。
ただし、相場よりも高い金額を要求されるため、注意して交渉しましょう。

3つ目は、持分を共有者に売却する方法です。
これは2つ目と逆の方法で、共有者の誰かに買い取ってもらいます。
持分を売却すると、共有関係から解放されるだけでなく、すぐに現金が手元に入ってきます。
事情がなければ、相場以上の価格で交渉に臨むと良いでしょう。

4つ目は、買取業者に売却する方法です。
共有者との価格交渉がうまくいかない場合は、買取業者に依頼するのも手段の1つです。
共有持分だけでも売却でき、相場に近い金額で買い取ってもらえる場合もあります。

□売却時のポイントについて

続いては、共有名義のマンションを売却するときのポイントを紹介します。

*共有持分状態を理解する

共有持分とは、複数人で不動産を所有しているときに、各人が保有している所有権の割合を指します。
共有持分が発生する状況を理解すると相談がしやすくなり、自分の状態がわかりやすくなります。
反対に、理解しないまま進めた場合、税金の問題や代金の分配時のトラブルに発展しやすいです。

*価値を把握する

売却前に、マンションがどの程度の資産価値があるのかの把握をしましょう。
不動産会社への査定依頼をおすすめします。

このときに、一括査定サイトを利用するのは避けた方が良いでしょう。
なぜなら、多くの業者に査定を依頼するため、対応が悪かったり、電話対応が大変だったりするからです。

*持分割合を把握する

共有者がどの割合でマンションを保有しているかの確認はとても大事です。
この持分を知ると、自身が保有している価値を知れます。
持分割合はマンションの取得方法で変わるため、どちらに当てはまるか確認しましょう。

まずは、マンションを購入した場合です。
この場合は購入時に出した金額の割合がそのまま持分割合になります。
仮に、夫が2000万円、妻が1000万円出して3000万円の家を購入したとしましょう。
このとき、持分割合は夫が3分の2、妻が3分の1になります。

次は、マンションを相続した場合です。
相続した場合は、法律が定める法定分割の割合である「法定相続分」がそのまま持分割合を決めるケースが多いです。
この割合の決め方は少し複雑なので、誰が相続するかを把握し、どのように分割するか知りましょう。

*確定申告を個別に行う

共有名義マンションの売却後の確定申告は個別に行う必要があります。
これは、所有者によって納める金額が異なる可能性があるからです。
代表者に任せないで、個人で行いましょう。

□売却前の注意点について

売却前にこれから紹介する3つのことを決めておけば、スムーズに進められます。

1つ目は、最低売却価格です。
不動産の売却では、購入希望者との交渉する時間がありますが、できるだけ小さい金額で交渉してくるでしょう。
このときに最低売却価格を決めていない場合、毎回共有者全員の確認を取る必要があります。
何度も相談すると時間がかかり、なかなか売れないため、最初に決めておきましょう。

2つ目は、窓口担当です。
不動産の売却は買主とだけでなく、不動産会社や司法書士などの第三者とも関わりながら進めます。
窓口担当が決まっていない場合、誰に連絡すれば良いのかわからなくなり、第三者が混乱するため、代表者を決めてから始めましょう。

3つ目は、費用配分割合です。
マンションの売却には仲介手数料や測量費、印紙代、税金などが発生します。
これらの負担割合を決めなければ、トラブルに発展する可能性があります。
原則として、持分割合で分けると良いでしょう。

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□まとめ

今回は、共有名義のマンションを売却するときのポイントや注意点を紹介しました。
マンションの売買では大きなお金が動くため、問題が起こりやすいです。
口頭での合意だけでなく、紙に書きながら話し合いを進めると良いでしょう。

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